ご遺体を冷蔵庫やドライアイスで冷やす目的は、「腐敗防止」の為だけではありません。
ご遺体を冷却することは、微生物に対する影響だけではなく、化学変化にも影響を生じます。生体内で起こる化学変化の多くは酵素(成分は蛋白質)による触媒反応で、酵素の働きは温度が10℃上がれば2.5倍程になります。

● ご遺体を冷却する目的は、

 
 ①ご遺体の腐敗を引き起こす細菌(主として中温細菌)の繁殖を抑制する。
 ②ご遺体内やご遺体に付着した病原性微生物の活動を抑制する。
 ③ご遺体内で発生する化学的変化(酵素による触媒反応)を抑制する。

そこで、ご遺体の保存には、

第一段階 ご遺体深部温度を25℃以下に下げる
中温細菌等の細菌類の繁殖至適温度である25〜40℃の温度から早く脱する必要性があり、初期段階で体内温度を25℃以下に下げることでご遺体の腐敗スピードは大幅に減少。

第二段階 ご遺体深部温度を10℃以下に抑える
その後、体内温度を10℃以内に抑えることで、中温細菌などが殆ど繁殖しない、また5℃以下にするとほぼ繁殖は出来なくなります。

第三段階 ご遺体の表面の除菌、消臭処理を施す
ご遺体の表面の有機質の腐敗を抑えるために、外部的な処理としてセレモSPなどで除菌、消臭処理をすると更に効果的です。また、ご遺体のお清め洗浄にセレモCLで洗浄し、ご遺体表面の有機質の汚れ等を取り除いておくと、さらにご遺体の保存状態がよくなります。
以上のことから、ご遺体を冷却することは非常に重要な意味を持ちます。
また、病原微生物の多くは至適温度が15~45℃であり、中温細菌とほぼ同様の至適温度域であることから、ご遺体の腐敗に大きな影響を持つ通性嫌気性細菌対策のご遺体の冷却を行えば、病原微生物対策としても効果がある。そのために、十分に体温(深部体温)の低下したご遺体は、ご遺体からの2次感染リスクが大きく減少するといわれている。但し、病原細菌の多くは上記と同様に、10℃以下では殆ど繁殖できず、5℃以下ではほぼ繁殖は出来ない。
ウイルス類は「生きた細胞でしか繁殖できない」ために、ご遺体内での繁殖は起こらない。冷却されたご遺体内では病原性細菌や病原性ウイルスは、急速に死滅または力価の低下が生じ、失活すると考えられる。

セレモアイスの低温度を一定に長時間持続させることを利用し、ご遺体の腐敗原因の中温細菌、酵素の働きをいち早く抑えることが可能です。

セレモアイスは葬祭専用に設計され、保冷、回収、洗浄殺菌、凍結を繰り返し約5年の再利用が可能となり、安定した保冷剤としての役割を長期間果たします。セレモアイス、セレモ生成器、セレモボックス、蓄冷剤凍結庫等を一つのパッケージとして、 三菱UFJリース(株)と提携して、リーズナブルな料金でご使用できる保冷システムを提供いたします。 

貴社の事業規模、使用環境に応じた効果的な提案をいたします。
ご遺体の保冷は、良好な保存のため重要です!

最後の旅立ちのために、適切で安全な方法で
そして、綺麗な状態でお見送りを。
■ ご遺体を保冷する目的、方法は?
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