ファスターバスター1000でノロウイルス除菌(予防)
ファスターバスター1000は、二酸化塩素1000ppmを含む除菌剤で、気化した二酸化塩素がガスとしてノロウイルスを包みこみ除菌します。
但し、嘔吐物そのものの処理に関しては、嘔吐物処理剤バイオセーフを併用して使用するのが効果的です。
【使用例】
①トイレ、便器 便器または、トイレ室内にFB-1000を散布してください。
②テーブルなど 布巾にFB-1000を染みこませ拭くか、散布して下さい。
③床、廊下など FB-1000を散布、またはモップなどに吹きつけて拭く。
④居室空間など FB-1000を空間に散布、加湿器に入れての使用も効果的。
⑤衣服、靴など 衣服靴、作業器具などに直接FB-1000を散布して下さい。
ノロウイルスがすでに発生した場合の対処法
施設でノロウイルスがすでに発生した場合は、活性化したFB-1000を使用することをおすすめします。
ノロウイルス対策はFB-1000活性化溶液の使用で1分以内で対応が可能
※活性200ppm溶液で30秒以内で検出なし。
活性化溶液の作り方
活性化溶液は、専用活性剤(クエン酸系)を混ぜて、溶液を活性させます。ノロウイルス対策には、活性200ppm〜活性300ppm程度の濃度で使用することをおすすめします。活性剤の使用により即効性が高まります。老人ホーム、学校施設ではノロウイルスが存在していることを前提に日常の除菌を行うことが重要です。
①FB-1000溶液1Lに対し、活性剤を10g入れてよく混ぜます。
活性剤投入後、二酸化塩素の遊離が活性され、溶液は黄色い色に変化します。
②上記①を水で5倍希釈(1:4)すると、活性溶液200ppmとなります。
③上記①を水で4倍希釈(1:3)すると、活性溶液250ppmとなります。
活性された溶液は二酸化塩素の遊離を活性させているため、早めに使い切るようにしてください。(保存環境にもよりますが最長2週間程度以内)
【ポイント】
・ノロウイルス感染者が出たら、活性溶液300ppm程度で使用が望ましい。
・活性剤の投入は、散布の1〜2時間前に作るのが効果的です。
・散布は、手動、またはコンプレッサーなどで散布してください。
・床、机などはモップ等に染み込ませ拭き上げてください。落下細菌の除菌です。
・最後に作業者、器具関係に散布して、しっかり除菌して下さい。