セレモアイス使用方法

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2日目以降は、初段の処理が対応出来れば、安定的に低温度を維持できますので、セレモアイスを6個以上使用ください。特に必要がなければ頭部の使用は省き、腹部上部3個、腹部脇両側に1個づつの合計5個以上のセレモアアイスで冷却してください。尚、ご遺体体温、室温、気温、季節状況に応じて数量の増減、保冷剤の配置を調整してください。

初回の処理で、「いかに早く対応できるか」がポイントですので、セレモアイスを6個以上使用ください。頭部1個、腹部上部3個、腹部脇両側に1個づつの合計6個以上のセレモアアイスで冷却してください。併せて保冷シートの使用により効果的に保冷時間を持続させます。
尚、ご遺体の状況、室温、気温、季節状況に応じて数量の増減、保冷剤の配置を調整してください。
特に夏場などの温度の高い時期や、初日での早急な温度低下を希望する場合は、ドライアイスとの併用、ドライアイスのみの使用も想定してください。

●基本適使用方法

　初回仕様（1日目）

　2回目以降（2日目以降）

■病院への御迎えの場合

御迎えの際にセレモボックスで数個搬送し、その場で冷却を開始してください。状況に応じて使用数量を調節してお使いください。

■ご自宅での冷却の場合（お布団での安置）

ご自宅等でお布団による安置の場合、基本数量以上をお使いください。なるべくご遺体に密着させてご使用ください。保冷シートの使用によりさらに効果は高くなります。

（注意）お布団は保冷効果がありませんので、棺桶での使用時より極端にセレモアイスの温度維持時間が短くな

　　　　ります。

　　　　その場合、予備をセレモBoxに用意しこまめに交換していただくか、ドライアイスの併用をお勧めしま

　　　　す。また、お布団は機密性がないために結露の対策も必要となる場合があります。

■葬祭場などでの冷却の場合（棺使用）

上図のようにセッティングして下さい。

●セレモアイスの再利用方法は？

　出棺前にかならず回収して下さい！

セレモアイスは、必ず出棺前に取り出し、回収してください。
厳かに、そして慌ただしく進行する葬儀の中で効率よく保冷剤の回収をすることは難しいこととお考えのことでしょう。折角の再利用可能な商品ですので、しっかりとしたオペレーションを組み立てることが必要です。

①従業員などにセレモアイスの使用と説明をしっかりとする。
②ドライアイスとの併用の場合は、説明、理解をさせる。
③葬儀のプログラムの中で、保冷剤撤去のプログラムを設定する。

地域や慣習により葬儀の進行などに違いがあるとは思いますが、この回収について心配される方が多いと思います。

●セレモアイスの回収方法は？

　出棺前にかならず回収して下さい！

■セレモアイスの交換時期セレモアイスは設定温度以上の温度になると徐々に融解していきます。交換時期の簡単な判別方法は、セレモアイス本体に触り冷たく感じない程度です。見た目が水のような状態でも、マイナス温度になっている状態です。 ■凍結方法セレモアイスの再利用時には、再度凍結させる必要があります。使用後のセレモアイスをしっかりと洗浄除菌後、セレモ蓄冷剤凍結庫で凍結させてください。セレモアイスの凍結時間の目安は、−１５℃タイプ　約１６時間前後、−２０℃タイプは２４時間前後となります。凍結時間は使用枚数、状況により変化いたします。 ■一般的な冷凍ストッカーの使用について（注意）冷凍ストッカーは、凍ったものをストックするための冷凍庫ですので、蓄冷剤の凍結には向いていません。仮に使用しても低温のセレモアイスの凍結には時間がかかるか、凍結しない場合があります。また、冷凍ストッカで蓄冷剤を凍結させると冷凍ストッカーの故障の原因になります。但し、セレモアイスのバックアップ用として、凍結済みのセレモアイスを冷凍ストッカーで保存しておくことには効果的です。

●セレモアイスの凍結状態

左写真は、セレモアイスの凍結前の状態、右写真は完全凍結時の状態です。保冷剤部分が液体状、シャーベット状の場合は、凍結しておりません。また、セレモアイスに部分的にくろぽい部分がある場合も、完全凍結している状態ではありません。
しっかりと完全凍結してからお使いください。

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